「裸で寝たほうが健康的」のウソ・ホント

不眠を予防・改善・解消するためには、寝具だけでなく「寝る際の服装」も見直していきたいですね。

 

ところであなたは、「寝る時に衣服を着ていると、ゴムの締め付けなどがあるから、
それで血行が悪くなる、だから裸で寝たほうが健康的でいい」という説を聞いたことがありませんか?

 

確かに、裸のままで寝れば、ゴムなどの締め付けは一切ないわけですから、
とてもリラックスできる状態のようにも思えます。

 

しかし・・・「締め付けがない」ということだけで、裸での就寝を選ぶことが、本当に正解なのでしょうか?

 

「裸で寝るのが健康的」のウソ・ホント

「裸で寝るのが健康のためにいい」という説は、
実は本当の部分と、ウソの部分、両方が混じっています。

 

まず・・・どの部分が本当なのかというと「締め付けがない」という部分です。
確かに、裸で寝れば、締め付けで血行が阻害されるリスクはありません。

 

しかし、裸で寝るのが「健康的」という点がウソなのです。なぜかというと、睡眠中に汗をかいた時に、いろいろと不都合が起こるからです。パジャマというのは、汗をかいた時にその汗を吸収することで、肌のべたつきによる不快感を軽減してくれているんですよね。

 

また、汗をかいてべたついている状態のままで汗が蒸発していくと、気化熱によって体温が奪われ、風邪をひく原因にもなります。その点、パジャマを着ていれば、「いったん汗をパジャマが吸ってくれるため、肌がさほどべたつかず、汗の蒸発もパジャマの水分が蒸発する形になるので、気化による影響を受けにくい」ということになるのです。

 

欧米では裸で寝る人もそこそこ居るようですが、これは欧米の気候が比較的カラッとしているから、というのも大きな理由と考えられます。高温多湿の日本では、欧米よりも「寝床で汗をかきやすい条件が揃っている」と考えたほうがいいでしょう。

 

締め付けを最小限にするコツ

というわけで、日本においては裸で寝るよりも、パジャマを着て寝たほうが健康的だというわけですね。

 

それでも、締め付けによる悪影響を少しでも減らしたいという人は、もちろんパジャマの「ゆったり度」を重視することも大切ですが、もうひとつ、あえてショーツを履かずに「パジャマだけを着て寝る」という手を使うのもアリですよ

 

ショーツによっては、股部分を強く締め付けてしまうものもありますからね。
それを使わないだけでも、締め付けによる悪影響は格段に減らせるというわけです。
「股の部分にゴムのあとがくっきりとつく」というようなショーツを着用している人は、寝ている間はそれを脱ぐだけでも、
かなり違うと思いますよ!