「ダブルベッドでラブラブ」は不眠の人には不向き!?

睡眠のスタイルとして「夫婦でダブルベッドを利用している」という人も多いでしょう。大切なパートナーと同じベッドで眠る、ということは、一見「心からリラックスできる状態」のようにも思えますよね。

 

しかし・・・実はダブルベッドの利用というのは、不眠持ちの人にとっては不向きなスタイルだということをご存知でしょうか?

 

ダブルベッド利用が不眠の人に不向きな理由

なぜ、ダブルベッドの利用が不眠の人に不向きなのかというと・・・
ズバリ、「睡眠の質が下がりやすい」という理由があるからです。

 

ダブルベッド利用で睡眠の質が下がりやすいのはなぜかというと、まずひとつは「狭い」ということ。ダブルベッドというのは、基本的にシングルベッドの幅の約1.4倍しかありません。しかし、寝る人数はシングルと比べて倍に増えるわけですよね。

 

つまり・・・単純計算すると、
ベッド上で確保できる一人あたりのスペースは、シングルベッドと比べると3割ぐらい減ってしまうのです。

 

それだけ一人あたりのスペースが狭いと、寝返りをちょっと打つだけでもパートナーの体に当たったり、ベッドから落ちそうになったりすることもあるわけです。
もちろん、「セミダブルを2人で使用」などという場合は、もっと狭い状態になってしまいますよ。

 

次に、「ひとつのベッドで2人が寝ると、お互いの眠りを阻害してしまいやすい」という欠点もあります。

 

たとえ、寝返りでパートナーに当たらないよう気をつけたとしても、同じマットレスを共有しているわけですから、一人がちょっとした動きをしただけでも、その際のマットレスの振動はもう一人にも伝わります。これがまた、眠りを浅くする可能性が高いというわけですね。

 

寝返りは、小さいものも含めれば、一晩で20〜30回も打つ、と言われていますから、これだけの回数、お互いにマットレスを通じて振動を与えあうとなると・・・眠りに悪影響を与えてしまうのも、無理はありませんよね。

 

「ダブルベッド=仲のいい夫婦の象徴」と思われるかもしれませんが、それで不眠の改善を阻害してしまったり、悪化させてしまっては元も子もありません。

 

ダブルベッドを使うよりも、シングルベッドを2つくっつけるようにして並べて寝るほうがおすすめです。

 

こうすれば、距離感としてはダブルベッドと比べても、それほど極端に離れたような感覚もありませんし、マットレスはそれぞれのベッドで「自分ひとりのもの」として使うわけですから、寝返りなどを打っても、それがパートナーに悪影響を与える心配もない、というわけです。

 

「ダブルベッドを一人で利用する」のはOK!

というわけで、「ダブルベッドの利用は、不眠の人に不向き」ということになるのですが、「たとえ不眠でも、ダブルベッドを利用してもOKどころか、むしろおすすめ」という、唯一の例外があります。

 

それは何かというと・・・ダブルベッドを、一人で利用することです。
ダブルベッドを一人で利用するとなると、じゅうぶんな幅が取れるので、「どれだけ寝返りを打っても安心」という気持ちが生まれるわけですね。

 

また、「究極のリラックス寝姿勢は大の字」という説もあり、シングルベッドでは幅が足りず少々無理があるこの寝姿勢も、ダブルベッドのゆったり幅なら可能です。

 

ですから寝室のスペースに余裕があるのであれば、あえて「一人でダブルベッド使用」というぜいたくを試してみるのも、不眠の人にはおすすめというわけです。

 

ただし、寝室が狭いところに無理にダブルベッドを置くのはやめましょう。「ベッドが大きすぎて寝室が狭く、空きスペースがほとんどない」という状態だと、寝室の空間そのものに圧迫感が出てしまい、これが睡眠を阻害してしまう可能性が出てきます。