いい寝具に寝転がってからやりたい、不眠解消のための呼吸法

「体に合ったいい寝具」というのを見つけることができたら、
それだけでも不眠の予防・改善・解消に大いに役立つのですが、

 

せっかくですから、その「いい寝具」の上で、さらにリラックス度を高めてみませんか?いい寝具に寝転がってからやると効果的な、
とってもおすすめの呼吸法があるんです。

 

全身を一気にリラックスさせる!おすすめ呼吸法

リラックス度を高めて、寝つきを良くするためにやりたい呼吸法の手順は、
以下のとおり。とっても簡単ですから、試して下さいね!

 

1.まずはあお向けの状態で寝床につき、目を静かに閉じる。
2.おへその上に軽く、両手を重ねるように置く。
3.おなかがへこむように意識しながら、ゆっくりとため息をつくように、息を吐ききる。
4.おなかの中の空気が空っぽになるくらい吐ききったら、鼻からゆっくりと大きく息を吸う。

(おなかがふくらむように吸うことを意識すること。)

 

このやり方で、「吐く、吸う」のひと呼吸で30秒以上かけるようにして、5回ほど繰り返すと、かなりリラックスできるはずです。

 

肩こりや目の疲れが特に気になる人のためのプラスアルファ呼吸法

先ほど紹介した呼吸法は、全身をくまなくリラックスさせるのに適した呼吸法ですが、日中にパソコンを使った仕事をしているなどして、「肩こりや目の疲れがひどい」という人の場合は、先ほどの呼吸法をやる前に、以下の「プラスアルファの呼吸法」をやってみましょう。

1.寝床の上にあお向けに寝て、静かに目を閉じる。
2.両手は体の横にまっすぐ下ろすようにする。
3.両肩をグッと上に持ち上げるように力を入れながら、鼻から大きく息を吸う。
4.息を吸えるところまで吸ったら、口から一気に息を吐き出し、力も抜く。

 

この呼吸法は、肩から上の筋肉を緊張させた上で一気に弛緩させることで、リラックス効果を高めるのに役立ちます。これを5回くらい繰り返してから、先に紹介した「全身リラックスのおすすめ呼吸法」をやるようにするといいでしょう。