寝室の快適度をアップさせるちょっとしたコツ

寝室の環境を改善するためには、

 

「音と光の刺激を最小限にする」
「物を置かない」
「アロマのリラックス作用を利用する」

 

などといった方法がありますが、それ以外にも、
ちょっとした心がけで寝室の快適度をさらにアップさせることが可能です。

 

誰でも簡単にできる、寝室の快適度アップのコツをご紹介しましょう!

 

「寝室の換気」を心がけよう!

寝室の環境整備の点で、意外と見過ごされがちなのが
「寝室の空気を新鮮なものにする」、つまり換気する、ということです

 

「空気の汚れ」というのは目には見えないものなのであまり気にしない人が多いのですが、同じ空気がたまったままの部屋、というのは、その空気がかなり汚されています。

 

実際、保健衛生の面でも換気は重要視されていて、「空気の入れ替えが長時間されない場所に居ることは、人の健康にとって良くない」という趣旨のもと、換気を推奨する「保険換気」という言葉があるほどですからね。

 

「わざわざ換気しなくても空気清浄機があるから、いつでも寝室の空気はきれいよ」と思う人もいるかもしれませんが、空気清浄機はあくまでハウスダストやウイルスを除去するものであって、「人間の呼気で増えた二酸化炭素を減らし、酸素を増やす」などということはできないため、「空気清浄=換気」という式が成り立つわけではないのです。

 

換気と言えば、24時間換気システムがある家ではそれを使うのもいいですが、やはり部屋の窓を開けて、自然な形で風を通す、というのは、何物にも変えがたい心地よさがあるものですので、できれば「換気システムがあっても、1日に1度は窓を開けて換気する」ということを心がけたいものです。

 

備長炭を枕元に置こう!

寝室の環境改善のために、もうひとつおすすめしたいのが、「備長炭を枕元に置く」というやり方です。
備長炭は吸湿・消臭効果にすぐれているため、湿気やすく、
汗のにおいが残りやすい寝室の対策としてはうってつけの存在なのです

 

また、備長炭には、イオン作用もあるということが知られており、マイナスイオンによるリラックス効果も期待できます。

 

なぜ、備長炭を「枕元」に置くべきなのかというと、
実は、備長炭のパワーで寝室全体の環境を改善しようとすると、途方もなく大量の備長炭が必要になるからです。

 

大量の備長炭を用意するのはさすがに難しいでしょうから、少量でもそれなりの効果が得られるように、
顔に近い部分に置いておこう、というわけです。

 

備長炭のお手入れは、時々15分ほど煮沸して、そのあと天日干しをする、
というやり方をすれば、半年くらいは効果を持たせることができますよ。

 

携帯・スマホは頭から最低30センチ離そう!

寝室の快適度をアップさせるコツとしては
「電磁波の影響を最小限にする」というのも忘れてはいけません

 

携帯やスマホを枕元に置いている人が非常に多いですが、これらから出ている電磁波というのは、
当然のことながら距離が近ければ近いほど強くなります。

 

携帯やスマホからの電磁波が、脳に多少なりとも影響を与えるかもしれない、という可能性は否定できませんから、携帯やスマホを寝床に置く場合は「手が届くギリギリの範囲」「ベッド上部の、一番端っこ」など、少しでも頭部から離すようにしたほうがいいでしょう。

 

携帯やスマホから出る電磁波は強いものではないから、それほど神経質になる必要はない、という説もありますが、これは「日本が電磁波問題に無頓着すぎる」というのもありますね。欧米では、電磁波は公害レベルに警戒されているほどの存在だという事実があることを考えると、「電磁波の影響を減らせるものなら減らしておくほうがベター」というのは間違いないでしょう。

 

もちろん、携帯やスマホを寝室に持ち込む必要がない、という人であれば、
持ち込まないでおくのがベストなのは言うまでもありません。